日本人が考える
アメトラの理想を形に。
日本人だからこそ、表現できるアメトラの形がある。
そんなコンセプトのもと立ち上がった
ジャパントラッド コレクションの
第二弾が到着しました。
今回のテーマは、“正統の中に光る自由”。
世界のトラディショナル&クラシックを
こよなく愛する日本人クリエイターが表現する
新しいアメトラの魅力をお楽しみください。
<JAPAN TRAD.>とは、
アメリカン・トラディショナルに深い造詣をもつ
日本人クリエイターと共同製作する、
ブルックス ブラザーズの
新しいカプセルコレクション。
昨シーズンに引き続き、
2025年春夏コレクションも
ビームスF ディレクターの西口修平さんを
エディターに迎えて展開します。
最高品質の正統に息づく
ひとさじの自由さ。
意識したのは、そんなムードです。西口さん
今季で2シーズン目を迎える<JAPAN TRAD.>Collection。前回のコレクションは、“ブルックス
ブラザーズの王道アイテムを、私が考える理想のクオリティで表現する”ことを主眼にして服づくりに取り組みました。今回は、その発展形といえるラインナップに仕上がったと思っています。
200年以上の歴史をもつアメトラの原点。そのスタイルを継承しつつ、最高の素材・最高の仕立てで形にする。その基本路線はファーストシーズンと同様です。そのうえで今回は少々新しいテイストも取り入れて、私が夢見る“こんなブルックス
ブラザーズがあったら……”という理想像を具現化しています。
一番のポイントとなるのは、コレクション全体の色使い。今回はブラックからグレーのモノトーンと、ネイビーからブルーのグラデーションを基調にしているのが大きな特徴です。アメトラというと、レッド、グリーン、イエローといったカラフルなカラーパレットがまず思い浮かびます。その王道から一歩外へ踏み出して、シックでスタイリッシュなムードを表現しました。ブレザーやポロカラーシャツ、レジメンタルストライプタイといった大定番のアイテムも、配色が変わるだけでガラリと違う表情をお楽しみいただけるはずです。
また今回は、私がかねて愛好するアメリカ西部のエッセンスも取り入れました。イカット柄のポケットチーフ、馬のモチーフをあしらったバンダナ柄のネッカチーフがそれにあたります。ブルックス
ブラザーズは東部のスタイルを象徴するブランドですので、少々意外に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし私は以前から、アメリカの東部と西部の装いは自然に融合できると考えています。コンサバティブゆえの上品さを身上とするブルックス
ブラザーズのスタイルに、自由な気風にあふれた西部のテイストをミックスする。それによって、アメリカン・トラディショナルがグッと刺激的なものになるのです。
私のワードローブには、数十年前につくられたブルックス ブラザーズのヴィンテージが今なお輝きを放っています。<JAPAN
TRAD.>Collectionも、10年、20年と着られる普遍性とクオリティにこだわって製作しました。未来のヴィンテージになるまで、末長くご愛用いただけることを願っています。
ヴィンテージテイストに
エレガンスも薫る
ボールドストライプ
ヴィンテージテイストに
エレガンスも薫る
ボールドストライプ
1980年代ごろに展開していた6ボタン仕様のポロカラーシャツを再現。ゆったりとした身幅のトラディショナル(旧マディソン)フィットを採用し、裾をタックインすると腰周りがふんわりとしたシルエットを描きます。「ドレス感のある軽やかなブロードのシャツに穿き込んだジーンズという、ギャップのある合わせが好きですね。首にはネッカチーフ、足元はウエスタンブーツを合わせ、西部のテイストも取り入れて。アメリカ流の“ドレスカジュアル”なエレガンスを意識しました。」
- 第1ボタンを開けると胸元が適度に開き、そこからポロカラーのロールへと一筆書きのように繋がるのが6ボタンならではの特徴です。
ブランドの定番モデルを
英国製ウールサージと
リングヂャケット製で表現
ブランドの定番モデルを
英国製ウールサージと
リングヂャケット製で表現
ブルックス ブラザーズ定番のクラシック(旧リージェント)フィットを踏襲しつつ、日本屈指の技術力を誇るリングヂャケットに製作を依頼。首に吸いつくような着心地を味わえます。生地は英国名門、バウアー・ローバック社製のウールサージ。「今季のテーマである“モノトーン”と“ブルーグラデーション”を融合させた色使いでスタイリングしました。黒に近い濃紺のブレザーにグレイッシュなブルーのデニム調パンツと、シックながらニュアンスのある色みを基調にしています。」
- シルバーボタンを採用しているのも特徴。金ボタンよりも軽やかに見えるため、前ボタンを開けてサラリと羽織ってもサマになります。
-
ウールモヘアの
シングルブレザーもシングルブレストのブレザーは、ウィリアム ハルステッド社のウール&モヘア素材を採用。パッチ&フラップポケット、センターベントのサックモデルは、ブランドの原点といえるアイコンピースです。
BLAZER¥154,000INC.TAX
実はコーディネートも
簡単なチェック柄
リネンジャケット
実はコーディネートも
簡単なチェック柄
リネンジャケット
生地はアイルランドの老舗マギー社が手がけたリネン100%。サックモデルの柄ジャケットは近年のブルックス ブラザーズではラインナップしていなかったアイテムです。こちらも製作はリングヂャケットが担当。「ブラックウォッチにも通じるトラッドな柄色なので、いろいろなアイテムと好相性。今日はウエスタンシャツとブーツカットジーンズで、70's風にスタイリングしてみました。ジャケットの柄色を拾いながら、インナーとパンツをネイビー系で揃えて統一感を演出しています。」
- ある程度ウェイトのあるリネン素材を選ぶことで、春夏らしい清涼感とトラディショナルな風合いを兼備。シワすら美しい味になります。
“大柄化”で
モダンさを引き立てた
グレンチェックスーツ
“大柄化”で
モダンさを引き立てた
グレンチェックスーツ
クラシック(旧リージェント)フィットの2つボタンスーツをリングヂャケットが製作。手縫いやアイロンワークを随所に用いて丹念に仕立てることで、着心地のよさと際立つ立体美を実現しています。「生地はウィリアム ハルステッドに別注したウールフレスコ。ベーシックなグレンチェック柄を大胆に拡大してモダンさを表現しています。ネクタイも、ブルックス ブラザーズ伝統のアーガイルサザーランド柄を大柄化して配色を変えたもの。定番柄も少しのアレンジで印象が一変します。」
- 立体感ある肩周りのフォルム、首筋に沿ってなだらかにノボる上襟は本格仕立ての証。ジャケットの重量が分散され、着心地も軽く感じます。
Profile
⻄⼝修平
1977年生まれ。2014年よりビームス F
ディレクター。テーラリングから古着まで幅広い分野に造詣が深く、その知見を生かした独自の服作りやスタイル提案で高く評価されている。
Instagram@shuhei_nishiguchi