身に着ける人も、作り手も楽しめるファンシャツ
「ファンシャツ」はブルックス ブラザーズのシャツではアイコン的なアイテムです。そのルーツは1970年代にあります。
当時の副社長であったアッシュ・ウォールがシャツの工場へ視察に行くと、新入社員がポロカラーシャツの縫製を練習するために切れ端を縫い合わせたシャツを作っていました。それを見た副社長は「These are some fun shirts(これは“楽しい”シャツだ)」と言ったそうです。これがファンシャツの名前の由来です。
「ファンシャツ」はブルックス ブラザーズのシャツではアイコン的なアイテムです。そのルーツは1970年代にあります。
当時の副社長であったアッシュ・ウォールがシャツの工場へ視察に行くと、新入社員がポロカラーシャツの縫製を練習するために切れ端を縫い合わせたシャツを作っていました。それを見た副社長は「These are some fun shirts(これは“楽しい”シャツだ)」と言ったそうです。これがファンシャツの名前の由来です。
一般的には「クレージーパターン」「パッチワーク」と呼ばれるこのシャツの楽しさに感激した副社長は販売を決意しますが、顧客にもすぐにこの楽しさは伝わりました。日本でも1980年代のプレッピーブームでは大きな注目を集め、多くの人に愛用されるようになり、現在も高い人気を誇ります。
身頃、襟、袖、ポケットなどに別の生地を配することで、ベーシックなシャツとは趣が違った「楽しさ」を醸し出すのがファンシャツの特徴です。オックスフォードの無地の生地を組み合わせたり、無地とストライプを組み合わせたり、時にはチェック同士を組み合わせることもあります。メンズだけでなく、ウィメンズやキッズまで展開し、ファミリーで楽しむこともできるのもファンシャツならではの醍醐味です。